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遺産分割協議前の預金引き出し

2019/8/01

7月から相続法が大きく変わっています。

その一つが、故人の預金を相続人が必要に応じて引き出しできる仕組みです。


遺言書を残さずに亡くなった場合、故人の財産は相続人による共有の扱いになります。

分けるためには相続人全員で話し合って方法を決める「遺産分割協議」が必要です。

しかしその協議は、相続人が離れて暮らしていたり、財産債務の特定に時間がかかるのが通常です。

その間、生前の入院代や葬儀代などの支払いは相続人が自分の預金から立て替えて支払いをするケースが多かったです。


そこで始まるのが仮払制度です。

分割協議の最中であっても他の相続人の了解なしで一定額まで口座から引き出せるようになります。

その額は相続人1人当たり「預金額の3分の1×法定相続割合」です。

例えば預金額が600万円で相続人が配偶者と子供1人の場合。

法定相続割合はそれぞれ2分の1なので引き出し可能額は100万円です。


1つの金融機関で引き出せる金額には150万円という上限がありますが、戸籍謄本などを提出すれば金融機関は応じることになります。


この制度には注意点があります。

預金は引き出した後もあくまで相続人共有の財産であることです。

分割協議の結果、ある相続人の取り分がすでに引き出した金額より少なかった場合。

その取りすぎてしまった金額は他の相続人に渡す必要があります。

(執筆:古舘)

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古舘 雅史(ふるだてまさし)

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